自己破産や個人再生の相談では、
「何を準備していけばよいのかわからない」という不安を
よく聞きます。
まず前提として、
書類を完璧に揃えてから来る必要はありません。
相談の段階で、ご自身の状況がよくわかっていないということは珍しくありません。
ただ、準備していただいていると相談がスムーズに進む点はあります。
以下は、その整理です。
目次
検討を進めるうえで、特に重要だと感じている点
① どこから、いくらくらい借りているのか
正確な残高や契約内容まで分かっていなくても構いませんが、
- 借入先がどこか
- 借金の総額がおおよそいくらか
といった借り入れの全体像は、
手続の方向性を考えるうえで重要な材料になります。
② 現在の生活状況はどうなっているのか
次に重要なのは、
今の生活がどのような状態にあるかです。
例えば、
- 毎月の収入がどの程度あるのか
- 毎月の支出がおおよそいくらなのか
- 黒字か、赤字か
といった点が分かれば、
- そもそも破産再生を検討するべきなのか
という点から債務整理の手続きの網羅的検討につながります。
細かい家計簿までは不要です。
③ めぼしい財産があるかどうか
不動産や自動車など、一般的に大きな財産があるのかは重要な検討要素です。
すべての財産を洗い出す必要はありませんが、
- 不動産があるか
- 自動車を使用しているか
- 名義がどうなっているか
といった点が分かっていると、
検討がしやすくなります。
すべてが揃っていなくても、相談は可能
これらの点は、
すべてが完璧に揃っていなければ相談できない
というものではありません。
実際には、
- 一部は分からない
- 記憶が曖昧
- 後から確認が必要
というケースも多くあります。
その場合でも、
分かっている範囲をもとに整理を進め、
不足している部分を後から補っていくことは可能です。
小括
相談に来る前に必要なのは、
厳密な準備や正確な数字ではありません。
何より必要なことは、「前に踏み出す一歩」です。
コメント